こんにちは!肥後庵の黒坂です。
ギフトビジネスを運営している私は日々、お客さまの書かれた膨大な数のメッセージに目を通しています。その中には第三者の私が読んでいて思わずウルっとなってしまう素晴らしいメッセージを書かれるお客さまがたくさんいます。そして受け取った相手が感激するギフトメッセージには共通点があることに気づきました。今回はその中でもなぜギフトを選んだ理由が書くと喜ばれる贈り物になるのか?についてご紹介をしたいと思います!
仲のいい病気入院をした友人へギフトを贈るパターン
例えばこんなケースを考えてみましょう。ここからは読みながら実際にあなたが贈り物をしようとしている様子を想像力を膨らませながら見てください。
あなたには離れて暮らす大事な友人がいます。学生時代からよく遊びに出かけたり、楽しくおしゃべりをする相手でとても仲良くしていました。そんな大切な友達が病気で入院したという話を聞き、あなたは驚くとともに立ち上がります。「お見舞いには駆けつけられないけど、せめて贈り物をして励ましてあげたい!」と。大事な友達なのでそんな相手を想う気持ちが湧き上がっても不思議ではありません。贈り物は何にしようかな?そう思ってネットで色々と検索をします。今回はケガではなく、病気入院なのでお菓子はNG。最近は病院に生花を持ち込むのは禁止されているところも多いみたい…。迷った挙句、果物を注文して贈ることにしました。肥後庵というネットショップであればギフトメッセージも付けられるようです。あなたは友人がメロンが好きだといっているのを思い出しました。今回の入院で血糖値が高いと出たようですが、聞いたところによるとメロンは少量であれば問題なく食べられるようです。そこであなたはマスクメロンを選ぶことにしました。
今回は次のようなパターンで届いた時の受け取った相手の気持ちがどのようになるのかを考えてみましょう。
・ギフトメッセージをつけないでメロンだけ贈る
・ギフトメッセージに贈り物を選んだ理由を書く
ギフトメッセージを付けなければ相手が誤解する可能性があります
病気入院をしている人への贈り物は消えものや、健康的なフルーツギフトがよく選ばれます。定番ギフトを贈る場合でも、病気で入院をしている人へ食品を贈るのであれば必ずフォローする言葉が必要です。
今回の例に出ていた友人は初めての病気入院でとても不安を抱えています。検査をすると血糖値が高めに出ていました。そんな時にあなたから突然メロンが贈られてきたらどう思うでしょうか?「嬉しい!」と素直な感情が湧いてくるでしょう。しかし、その後に「でも血糖値が高いと伝えていたのになんでメロンなんて選んだんだろう?」と冷静になり、今度はあなたを責め始めるかもしれません。
そう、何も書かずに贈り物をするとあなたの気持ちが伝わらず、相手がどんな想像をするか分からないのです。あなたは良かれと思ってメロンを選んだのに相手はカチンと来てしまった、という最も避けなければいけない事になりかねません!特に今回の例のように入院で相手の気持ちが弱っていたり、対面の手渡しや電話連絡が出来ない場合は気をつけましょう!
ギフトメッセージを付けるとあなたの想いを入れられる
さて、それでは同じ贈り物で今度はギフトを選んだ理由を書いた場合を見てみましょう。
「◯◯さん。先日は病気で手術をしたと聞き、本当に驚きました。幸いに後遺症もなく、全快に向かっていると聞いているので本当にホッと胸をなでおろしているところだよ。メロンは食後に少量なら血糖値に問題はないと聞き、◯◯さんの大好きな熊本県産のマスクメロンを選びました。これを食べて早く元気になってね。また近いうちにお見舞いにいくのでよろしくね!」
どうでしょうか?このメッセージを受け取った相手は「血糖値が高いのにこんなものを贈ってきて!」と怒り出すでしょうか?むしろ自分の容態を考えた上で、健康的で自分の好きなメロンを選んでくれたんだな、とその心遣いに感激するはずです!今回の文章はたったの180文字に満たない短文ですが、それでも受け取った相手にしっかりとあなたの心が伝わるものになっています。これはギフトのメロンにあなたの気持ちがしっかりと入って相手に届いたということです!
いかがでしょうか?ギフトメッセージには必ず、その贈り物を選んだ理由を書くようにしてください!文章は凝っていなくても短文でも全く問題ありません。ストレートに、相手を想う気持ちを書くことでどんなギフトも感動を呼ぶ素晴らしい贈り物になります!
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