こんにちは!肥後庵の黒坂です。
あなたは「購買決定権」という言葉を知っているでしょうか?マーケティングの世界では「家庭の中で女性は消費財の8割の購入権を持っている」といわれています。考えてみれば確かにそうです。私の家も家族として使う出費はほぼすべて妻が支払いをしています。料理の食材やギフトの内祝い、洗剤やテレビや冷蔵庫の購入も全部全部決めていますねえそういえば。私が口を出せる分野は携帯やPCなどのエレクトロニクスくらいなものです。
あなたが既婚者であれば今回の記事は必見です。というのもほとんどの人が知らない、気づいていないギフトについて話をするからです。
女性が選び、相手の女性が受け取る
家族としてギフトを贈ったり、受け取ったりするのは実は「女性」がほとんどということをあなたはご存知でしょうか?
例えば夫と妻の連盟で贈られてくるギフトってありますよね?あなたが出産祝いを贈っていれば内祝いギフトがお返しで来るわけですが、例え名前が連名になっていてもそのギフトを選んでいるのはほとんどの場合は奥さんです。相手との親密度であったり、関係性によって贈り物のグレードや内容を決めていることがほとんど。そしてそれを受け取るのは相手の奥さん、ということを想定したギフトになっています。特に夫が経営者や上級職についている方であればその傾向は更に強まります。
まずは家族間のギフトは奥さんが選び、奥さんが受け取っているという事を理解して下さい。
ギフトを女性が選んでいる理由
夫婦連盟なのにギフトを選ぶのは奥さん、これはなぜだか分かるでしょうか?それには色んな理由がありますが、女性は男性に比べてギフトに慣れている、男性よりギフトを選ぶための時間的余裕がある、社会的な役割といった複数の理由があります。
まず女性は日常的に贈り物をすることでコミュニケーションを円滑にするのが上手です。あなたの職場にもお菓子を配り、お返しを渡すことで仲を深める女性がいるはずです。これはギフトを贈りあう文化に生きている何よりの証拠!詳細はこちらの記事に記載していますので、興味がある方はあわせてご覧ください。
それから共働き夫婦が増えているとはいえ、女性に比べてバリバリ働くのはまだまだ男性の方が多く、ギフトを選ぶ時間的余裕と普段から贈り物に慣れているのでいざという時にも短時間で喜ばれる贈り物を選ぶことができます。
また、女性は複数のことを同時にこなすマルチタスクに優れており、男性は仕事の鉄火場になると仕事のことで頭が一杯になるのに対し、女性は仕事や家庭の事に頭を巡らせながらどんなギフトが良いのかを考えることが出来ます。また、ギフトは相手に喜ばれる物を選ぶ必要がありますが、女性は男性に比べて相手の気持ちや感情を汲み取るのが上手というのも理由としてあげられます。
総合的に見て、女性は男性に比べてギフトを選ぶのが短時間で得意というのがその理由と私は考えますね!(もちろん世の中には私のように男性でありながらギフトを贈るのが大好きという人もいるので例外もあるということをお知りおき下さい 笑)。
お中元・お歳暮・引出物・出産内祝い・法人ギフト、これらも女性が選んでいる
それでは女性がギフトを選ぶ機会にはどんなものがあるでしょうか?実はそれがかなり多くてパッとあげられるものだけでも「お中元・お歳暮」「引出物や結婚内祝い」「出産内祝い」「法人ギフト」とこれだけあります。中にはホワイトデーのお返しギフトですら、夫が妻にお願いをして買ってきてもらう、という場面も数お送りますからね!
私ども肥後庵の店舗でもバッチリその傾向が出ていまして、熨斗に書く名前は夫婦連名や夫の名前になっているのですが、問い合わせを頂くのはほとんどが女性です。
あなたが年間を通じて受け取る数多くのギフトは実は女性が選んでいる、ということをあなたはお気づきでしたでしょうか(笑)。
相手の女性に喜ばれるギフトを選べ!
ギフトは相手の奥さんが選んでいることがほとんど、ということですが実はあなたが選んだギフトをしっかり見ているのも相手の奥さんです。「あのお家はこんなにいいものを贈って頂いた!」と評価をしているのももちろん奥さんです。
ですので家族間の贈り物をする際は絶対に相手の奥さんの存在を無視することは出来ないのです!逆に相手の奥さんに喜ばれる、お眼鏡に叶うものを贈ることができれば「センスがいいねえ!」と話題にしてくれることでしょう。当然、あなたの株も上昇することは間違いありません。
あなたが友人や親戚や兄弟宛に贈り物をする時は相手の奥さんに喜ばれる物を贈るようにして下さい!そこを意識するだけで「いいものを贈ってくれてありがとう!」という感謝の連絡が入るような贈り物になります。参考になれば幸いです。
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