こんにちは!肥後庵の黒坂です。
母の日ギフトの贈り物にはみんな思い思いのプレゼントをしています。まあ一番多いのはカーネーションの花、それ以外はグルメギフトや温泉やマッサージといった体験ギフトなんかもプレゼントをしている人もいるでしょう。
そして母の日ギフトには「お返し」は基本的にはありません。母の日の贈り物を販売している業者もお返しや内祝いは何も置いておらず、ブログなどでも「母の日ギフトのお返し」について書いている人は皆無です。そして母の日ギフトを贈っている側もまったくお返しを期待をしていません。
今回はあえて誰も言わなかった「母の日ギフトのお返し」について私がお話をしてみたいと思います。この記事を見て頂ければ母の日ギフトに限らず、あらゆる贈り物のお返しについて理解を深めて頂けると思います!
肥後庵のお客様はギフト上手だなと感じた話
過去に肥後庵のお客様から次のような喜びの声を頂いたことがあります。
母の日ギフトに当店のカーネーションと肥後グリーンメロンの詰め合わせを贈られた男性のお客様がいました。その方はそれまで母の日ギフトを贈ったことが一度もなく、結婚をして子供が出来て自分が親の立場になった時、これまで育ててもらった母親に感謝の気持ちを伝えたいと思い、肥後庵のネットショップから購入頂きました。
自分の母親が何をもらったら嬉しいのか分からず、お困りだということで私にご相談を頂きました。お話をしっかりと聞いた上で、私は「お花とフルーツの詰め合わせがオススメですよ」とご提案させて頂きました。苦労して自分を育ててくれ、欲しいものが分からないとのことでしたが果物であれば老若男女問わずに喜ばれますし、女性はいくつになってもお花をもらうと嬉しいものですからね!男性の口から自分の母親に感謝の気持ちを伝えるのは気恥ずかしいものですので、感謝の気持ちはギフトメッセージに書いて渡してくださいとお伝えしました。
贈り物をした結果、それはもうお客様が想像する以上に喜んでもらえたそうです!普段はメールや電話でやり取りがなかったそうですが、喜び勇んで感謝の電話が入り、届いたカーネーションと肥後グリーンメロンを携帯のカメラで撮影してそのお客様へ送ってこられたとのことでした。
「普段ほとんど使わない携帯電話を四苦八苦してカメラで写真を撮影し、メールに画像を添付して送ってくるにはおそらく母親一人では無理だったはず」といいます。おそらく、友人か携帯ショップにいってやり方を教わった上で送られたかもしれません。携帯カメラで撮影し、メールに添付して送信するという操作は慣れている人にとっては1分あればできることです。しかし、エレクトロニクスに疎い人にとってはかなり難しい作業じゃないですか?それを乗り越えて写真付きメールを送ってくるというのは相当に嬉しかったのでしょう。その話を聞いた私も胸が熱くなるのを感じましたね。本当に喜んでもらえて嬉しくて嬉しくてなかなか眠ることができなかったですね。
贈り物をする側が欲して止まないものは「感想」
先ほどいったように母の日ギフトをプレゼントする側は何も見返りを求めていません。「贈り物のお返しはよろしく!」と期待して母の日に贈り物をしている人なんて皆無でしょう。そこにはただただ自分のお母さんへの感謝の気持ちを伝えたいだけです。
しかし、贈り物をする側がお返しを期待していないとはいえ、受け取るととっても嬉しいものがあります。それは「贈り物の感想」です。
プレゼントする側というのは不安でいっぱいです。
「この贈り物で喜んでもらえるのか?」
「義理のお母さんの好みに合うだろうか?」
そんなことで頭をいっぱいにしたまま、プレゼントを贈るわけです。もちろん、プレゼントを渡した時には「ありがとう」の感謝の言葉は聞くことができるでしょう。しかし、それが本当に喜んでいるのかどうなのか?プレゼントをする側の関心というのはその一点のみにあるといっても過言ではありません。
先ほどご紹介した当店肥後庵のお客様はそういう意味で最高のお返しを受け取ったということになります。
「カーネーションで喜ばれるのかな?」
「フルーツは食べてもらえるかな?」
「あのメッセージでよかったのかな?」
なんせ自分の母親にプレゼントをしたことがないということなので、それは不安を抱きつつ贈りものをしたと考えれます。そこへ返ってきたのが喜びの声と写真つきの携帯メールだったのですから、これ以上ない「最高のプレゼントだったよ!」というメッセージになっているわけです。
「嬉しいよ、ありがとう」その言葉があるかないかだけで贈り物をする側にはとてつもなく大きな違いがあります。喜んでもらえたとホッとします。安堵します。最高の喜びを感じます。これこそが贈り物をする側にとってのお返しになるわけです。
ぜひ贈り物をもらったら写真を返してみて下さい
この記事を読んでいるあなたも誰かに贈り物をもらったら写真付きでお返しをかえしてください。それは母の日ギフトに限った話ではありません。誕生日プレゼントでも、お中元でも、バレンタインでもなんでもそうです。贈り物を手に持って笑顔の写真を送ってあげればそれはプレゼントをする側には最高のお返しになります。ぜひ参考にしてみて下さい。
<参考リンク>
母の日ギフトマナーや手紙の文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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