こんにちは!肥後庵の黒坂です。
暖かい時期になると食べたくなるのが「スイカ」ですよね。あなたはスイカといえば冷蔵庫や川や海で冷やして食べる、そんなイメージをお持ちではないでしょうか?
おいしいスイカには実は「小玉スイカ」という品種があります。しかし小玉スイカについては多くの人が間違った理解をしています。今回の記事では小玉スイカ入門ということで、お話をしていますので最後までお読み頂ければ小玉スイカについて理解が深まるようになっていますよ!
小玉スイカは大玉スイカのミニチュア版ではありません!
「小玉スイカは大玉スイカの小さい版」みたいに思っている人が非常に多いですがこの誤解を解いていきたいと思います。
小玉スイカは大玉スイカのミニチュア版ではありません。外見は大玉スイカとそっくりなのですが、小玉スイカは品種改良の結果生まれた別の品種のスイカです。
味や食感など確かに大玉スイカに似ているのですが、それでもやっぱり違います。大玉スイカに比べると格下か?というとそうではなく、これはもう完全に好みの問題で、肥後庵のお客様も小玉スイカの方が好きだという方もたくさんおられますね。
まず、小玉スイカと大玉スイカは違うものということをしっかりと理解して下さい。
たくさんの品種がある小玉スイカ
小玉スイカといえば有名なのは「ひとりじめ」が有名で、当店肥後庵の小玉スイカもひとりじめを採用しています。その他にも果肉が黄色だったり、外皮が黒かったりといろんな品種の小玉スイカがあります。
品種の違いは外見だけではなく、やっぱり味や糖度も違ってきますね。ですがハッキリいってどの品種が一番おいしいか?というのはありません。なぜなら人によって味の好みも違いますし、「明らかにこの品種は他よりおいしい」というものはないからです。
品種の違いは小玉スイカの育てやすさの違いと思ってください。
割れにくいひとりじめ7-EX
暑さに強いひとりじめHM
その他、病気に強い品種などなど
これらの品種や特徴は、小玉スイカを栽培する農家や家庭菜園が趣味の方にはとても重要な違いです。ですが収穫した小玉スイカを自分で食べたり、ギフトで贈り物にする人にはあまり気にしなくていい話です!
むしろ味や品質は生産者がどれだけ手間ひまかけて大事に育てているか?だったり、スイカ栽培が上手か?という事を見るほうが遥かに大事です。
大きさ・重量は3分の1くらいの一人サイズ
小玉スイカの大きさはざっくりいうと大玉スイカの3分の1くらいと考えて下さい。重量は大玉スイカが6-7kgくらいなのに対して、小玉スイカは1.5kg-2kgくらいです。
大玉スイカは一人で食べるにはあまりにも大きいので、贈り物にする場合は単身者の方や高齢者夫婦二人暮らし相手にはちょっと分量が多いと感じられることがあります。しかし、この小玉スイカであれば一人でも新鮮な期間中にパクパク食べきることができるちょうどいいサイズです。また、スーパーで買い物をする時にも持ち帰りもそこまで大変というわけでもありませんね!
このように小玉スイカは手頃なサイズなので特に小世帯家族が買ったり、贈り物にするにはオススメですね!
値段は大玉スイカに比べると「少し割高」
果物は好みがあるので、重量あたりの金額を出してもコスパを語ってもあまり意味がありません。
しかし、その上であえて金額を語るならば小玉スイカはちょっぴり割高です。当店、高級フルーツギフトショップの肥後庵の金額でいうと、大玉スイカが4,000円くらいの時に小玉スイカはだいたい2,000円くらいです。重量に3倍の差がありますが、金額は半額くらいなので1gあたりの金額は小玉スイカが少し割高といえるでしょう。
ここからはちょっと余談ですが、果物でコスパを語ってもあんまり意味がありません。スイカは重量があるので1gあたりの金額をコスパのいい果物ですが、これはもう好みの果物の話になってきますからね!例えばいちごは重量あたりの金額なかなりのもので、どちらかといえばコスパはそこまでいい果物ではありません。でも特に冬の時期は当店でいちごは超人気商品で、そりゃあもうガンガン売れます。その理由はみんないちごが好きだから!というそれだけの話で、この場合はコスパは関係ないんですよね!
いかがでしょうか?今回はサラーッと小玉スイカの魅力を簡単にお話をしました。これまで小玉スイカを食べたことがない方も少しは興味を持たれたのではありませんか?今後も小玉スイカの魅力についてお話をしていきますので、引き続きお楽しみくださいね!
<参考リンク>
小玉スイカの栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。
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