こんにちは!肥後庵の黒坂です。
あなたはギフトに写真を同梱して贈ったことがあるでしょうか?ほとんどの人の答えは「No」だと思います。確かによくわかります。世の中、喜ばれるギフトメッセージについての書き方や工夫についての情報はあふれかえるほどありますが、ギフトに写真を同梱することでどう喜ばれるのか?についてはまったく出てきませんね。私も色んな検索キーワードを入れて探し回ったことがありますが出てきませんでした。
仕方がないので今回はギフトショップを運営する立場にある私が、これまでのお客様とのやり取りした経験を踏まえて自分で考えてお話をしたいと思います!
風景や物はいらない。「人」が写っていますか?
まず、ギフトにつける写真については絶対に「人」が写っていることが超重要です!
私は出産祝いに親戚から通販を使って郵送でベビー服を頂きました。オシャレなデザインでとても嬉しかったのですぐにお礼をいって、内祝いお返しをしました。そんなベビー服のギフトの箱に入っていたギフトメッセージには心のこもった祝福のメッセージが書いてあり、とても嬉しかったです。
しかし、一つだけちょっぴり残念だったことがあります。それはギフトメッセージの表面に印刷されていたのは「風景写真」だったことです。この写真がもしもその親戚の人の写っている写真だったら嬉しかっただろうなと思います。郵送なので当然ベビー服のプレゼントは手渡しではありません。ですが、その人の写った写真が入っていたならあたかもその人が目の前にいて「はい、これどうぞ!」と言わんばかりの感覚になっていたことでしょう。
あなたはギフトについている写真はどちらがいいですか?やっぱり人の写真がうれしいですよねー!!
相手の好きな人が写っていますか!?
肥後庵のお客様は結構写真同梱サービスをご利用になられるのですが、中でも結婚内祝いと出産内祝いで贈り物をされる方がすごく多いですね!結婚式の様子や生まれた子供の写真データを受け取り、印字して商品に同梱する時に「受け取った人は嬉しいだろうなあ」といつも思います。
そんな肥後庵のお客様から「先方にすごく喜ばれました!」と嬉しいお声が届くことがあります。写真同梱サービスについていうと「生まれた子供の写真をフルーツギフトに同梱して実家の両親に贈ったらすぐにお礼の電話がかかってきました」というお声を頂いたことがあります。なんでも果物についてよりも生まれた子供がかわいいという話題がほとんどだったとか(笑)。
おそらく「ギフト+メッセージ」だけだと、ここまで盛り上がる事はなかったのではないと思います。写真は文章に比べてたくさんの情報を届ける力があります。出産内祝いでいうと赤ちゃんが小さくかわいいてをぎゅっと握った様子や、どことなく自分の面影があったり。写真はその時の瞬間を切り取る力を持っています。嬉しそうだったり、楽しそうな空気感まで丸ごと切り取って、相手に産地直送する力があります。文章だけではここまで細部に赤ちゃんのかわいさを伝えることはやっぱりなかなか難しいですからね!
写真から人の感情が伝わる
そもそもギフトに写真を同梱して贈るのはなぜでしょうか?その理由はたったひとつ、それはギフトを受け取る相手に喜ばれるためですよね?
もちろん贈り物とギフトメッセージだけでも感動的で喜ばれる贈り物になりますが、他の人があまりやっていないからこそ写真を同梱することでより深い喜びをプレゼントできます。
どんな写真を同梱すると有効になるでしょうか?それは「感情」が見える写真です。例えば結婚内祝いでいえば真面目くさったポーカーフェイスでかっちり写った写真よりも、結婚披露宴で楽しそうに笑顔で写っている写真の方がもらった人は見ていて楽しいと思います。なぜかというと笑顔で写っている写真には「嬉しい」「楽しい」という感情が見えますよね?あなたは意識していないかもしれませんが、実は感情というのは移るものなんです。それはポジティブなものもネガティブなものも同じです。
あなたは自習中や資格試験など外で勉強をしている時に貧乏ゆすりをしている人を見たことがないでしょうか?粗末な机がガタガタと揺れるペースと、その人の足がゆさゆさと揺れるペースが同じであなたはすぐにその人が貧乏ゆすりをして音を立てていることに気づきます。貧乏ゆすりをするその人はひょっとしたら自分自身で気づいていないかもしれませんが、絶対にイライラしています。その気持ちが落ち着きなく足を揺り動かし、結果的に貧乏ゆすりになっているわけです。それを見ているあなたもだんだんイライラしてきたはずです。「なんだよ。なんでそんなに落ち着きがないんだよ!」としかりたくなってしまった体験はないでしょうか?
これはネガティブな感情が人から人へ移った例ですが、もちろんポジティブなものも同じです。写真からでも感情というのは伝わるんですよ。嬉しそうな表情で楽しげにしている写真を見ていると、気がついたら口はニンマリとした形になっていて、見ているだけで「いいなあ。楽しそうだなあ。幸せそうで何より!」と言いたくなるじゃないですか。
長くなってしまいましたが、ギフトに同梱する写真も出来るだけ感情が伝わるものにしましょう!「旅先の熊本で食べたデコポンがおいしかったのでおすそ分けします」というギフトメッセージとデコポンを贈るなら、それにつける写真はデコポンを持って笑顔の写真にしたり、おいしそうに食べている様子を写すとメッセージの受け取り手も見ているだけで楽しい気分になるものです!
いかがでしょうか?次回、あなたがギフトに写真を同梱するならこの記事でご紹介した喜ばれるテクニックをぜひ活用してみてくださいね!
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