「こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
私は投資家です。事業で稼いだキャッシュを不動産や株、暗号資産という長期投資物に振り替える行為をずっとやり続けています。また、過去に書いた下記の投資思考の記事は未だに良く読まれているようで、感想を頂くこともあります。
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そんな投資家思考で義理のホワイトデーを考えると、「ホワイトデーは少額の投資で、リターンの大きい魅力的な銘柄である」という事実が見えてきます。
義理のホワイトデーの目指すべき目的とは?
本命のホワイトデーの目的はすでに答えが出ています。しかし、こと「義理のホワイトデー」となるとその目的は人によって様々です。
「義理とはいえ、もらったものはお返しするのが常識だ」
おそらく、これが義理のホワイトデーの最も多い動機ではないでしょうか。また、ネットでホワイトデーにまつわる声を見ると、
「形だけでもお返しをしないと陰口が怖い」
「本音としては準備が面倒くさい」
「こちらのレベルを値踏みされるのが嫌なので、財布が痛いけどいいものをあげる」
というどちらかといえば「ネガティブ」な意見が目に付いたような印象です。
ホワイトデーという行事は、バレンタインデーという行事に対する返礼品と位置づけると、「バレンタインデーを流行らせたお菓子メーカーの策略に乗せられた感」があり、楽しくなくなってしまいます。しかし、チョコレートを製造したのはメーカーでも、くれるのは心ある人間なのですから、「その人間に対してお返し」をするという本質を見失うべきではないと思うのです。
また、せっかく時間とお金と労力を投じるイベントであれば、それはホワイトデーであっても「投資行為」に他なりません。そうなると目指すべき真の目的は、「相手の心を掴む」であると私は思うのです。
調達コストを軽減させるのは「逆バリ」
金融投資で利益を上げるためには、「コスト」が最大のポイントです。株や暗号資産なら取得単価が重要ですし、投資信託であればファンドマネージャーに支払う運用コストが鍵となります。
ホワイトデーも多くの人が取る行動に乗っかると、最もコスト高の投資となってしまいます。共同通信社の記事によると、13日に名古屋の高島屋でホワイトデーに男性客が長蛇の列をなしているとあります。数日前から準備をする女性と違い、男性の場合は「前日の駆け込み買い」が目立つのだそうです。
ホワイトデー前日に慌てて駆け込むと、調達効率は極めて悪くなります。本来買いたいギフトが売り切れてしまったり、混雑して選びづらい店内で、通常より値の張るものを選ぶことになってしまいます。
そもそも、ホワイトデーの贈り物は「ホワイトデーコーナー」から選ぶ決まりはありません。また、相手が喜んでくれれば「なんでも良い」というのが答えなのです。
そうなると13日前日にホワイトデーコーナーに押し寄せて買うのではなく、できれば数日余裕を持って、前日に買いに行くのでもホワイトデーコーナーを避ける「逆ばり戦略」で、調達効率を高めることが出来るのです。
返す時にメッセージをつけて心を掴む
贈り物が準備できたら、最後はプレゼントを渡すことになります。
私はプレゼントを渡す時には、メッセージをつけるようにしています。「ありがとう。これお礼ね」というコピペ文面ではなく、一人ひとりへの感謝のメッセージを考え、「具体的にどういったことに感謝を感じているのか?」を書きました。今年の14日はまだこれからですが、昨年は一筆箋をつけて渡したので、喜ばれたのではないかと思います(相手に感想を聞くわけにはいかないので、あくまで想像ですが…)。
時間や労力をかけるべきは、この「メッセージ」だと思うのです。贈り物を調達しに遠くまで遠征したり、より高額なプレゼントを用意する行為でも感謝の気持ちは伝わるかもしれません。しかし、メッセージを考えて書くことは、1円もかかりませんし、何より自分の相手への感謝の気持ちをしっかりと伝えることができます。お礼を言われて嫌な気分になる人はいませんから、「お礼の気持ち」を伝えて相手の信用を得ることこそがホワイトデーの真の目的と考えるならば、メッセージを書いて渡す行為はホワイトデーの本質だと思います。そして何より、そのようなことをする男性はあまりいませんから、多くの義理ホワイトデーを送る他者を出し抜くことにもなります。
ホワイトデーは多くの人が「右へ倣え」で取り組むので、投資思考で挑めばリスクなしで簡単に逆ばりができます。今年のホワイトデーも投資家らしく、「逆ばり」で行きたいと思います。
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