結婚式のフラッシュモブ騒動を考える。結局誰が悪かったのか?

結婚式のフラッシュモブ騒動を考える。結局誰が悪かったのか?

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
Yahoo知恵袋に「結婚式で大嫌いなフラッシュモブをされて離婚を考えている」と投稿された内容が話題を呼んでいます。夫には事前にフラッシュモブが嫌いであることを伝えていたにも関わらず、スタッフや友人によってフラッシュモブが行われたそうです。新婦はあまりのショックで披露宴は記念写真なしでお開き、二次会も欠席になったとか。ネット上の反応は

「フラッシュモブくらいで離婚か」
「盛り上げようとしてくれたのに」

という夫の方を持つ側の意見と

「嫌だといっていたフラッシュモブを無理やりやる神経が分からない」
「フラッシュモブなんて自己満足だ!」

という妻を支持する意見に分かれていますね。黒坂が今回の騒動について考えを述べてみましょう!

 

フラッシュモブはまだ市民権を得ていない

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フラッシュモブは2003年にニューヨークで始まったのがきっかけだそうで、日本でその名前が聞かれるようになったのは2012年の羽田空港で行われた「東北支援チャリティーイベント」からだそうです。

フラッシュモブ(英: flash mob)とは、インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせ、雑踏の中の歩行者を装って通りすがり、公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って、周囲の関心を引いたのち解散する行為(Wikipedia)

日本では「フラッシュモブ」という言葉自体も知らない人が多く、まだまだ市民権を得ていないというのが実状です。

フラッシュモブは好みがハッキリ分かれます!それは日本だけではなく海外でも同じことです。フラッシュモブでプロポーズをして彼女は大泣きして大失敗…これは日本に限った話じゃないんですよ。派手好きなイメージのあるアメリカ人でも失敗しているのですから、日本ではうまくいくパターンの方が少ないのは当たり前でしょうね。

 

結婚式は新郎新婦とゲストのみんなで作るもの

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女性にとって結婚式は一生に一度の大イベントです!晴れやかな姿を両親や友人に見てもらい、祝福してもらうことをずっと夢見て来たという人はたくさんいるでしょう。色んな立場や関係者の人が来る結婚式ですが、すべての参加者は新郎新婦が選んでいるのですから、オープンに見える結婚式は意外とクローズな場といえるでしょうね。親密性の高い人たちを一堂に集めたパーティーを静かに、厳かに執り行いたいというのが一般的な考えでしょう。

それを派手な音楽と踊りでガラリと雰囲気を変えてしまうのがフラッシュモブです。フラッシュモブが起こった時点で、それはもう結婚式という真面目で神聖な空気ではなくなってしまうと思うんですよ。前置きが長くなりましたが、私は結婚式にフラッシュモブは絶対にNGだと思います。二次会や別の機会で大騒ぎを良しとする場であればフラッシュモブのような盛り上げ方はありなのかもしれません!

今回の騒動は新郎新婦がふたりともフラッシュモブにOKしたとしても、私は「NG」を出したいですね。なぜなら会場には両親や兄弟、親族や友人などが来ているわけですよね?特に両親は大切な我が子一斉の晴れ舞台をうるうるした目で見守っているのですから、そこでいきなりふざけた雰囲気に変えられてしまっては「せっかくの結婚式がぶち壊された」とショックを受けてしまうと思うんですよね。

「盛り上がればいい」というのは「周囲も同じように盛り上がってくれるだろう」という甘えだと思うんですよ。式に来て頂いている方へ最大限のおもてなしをするのであれば、大騒ぎするというやり方ではなく、式の内容にこだわるべきですよ。動画の質をあげるとか、両親への手紙を感動的なものにするとか。

フラッシュモブ自体を否定しているわけではなく、何事も相手へのおもてなしの心を忘れてはいけないという考えです。

 

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高級果物ギフト「 水菓子 肥後庵」代表

フルーツギフト・贈り物の高級果物専門店「肥後庵」の通販サイトを創業。日々のビジネスの中で培ったギフトノウハウやマナー、心遣いなどを発信しています!一般常識やしきたりにとらわれない「本当に心から喜ばれるギフト」の真理に挑戦しています!

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