こんにちは!肥後庵の黒坂です。
私が子供の頃、家の押し入れに箱に入ったままの家電や衣類など、たくさんの頂き物が収納してありました。「これ使わないの?」と祖父母に尋ねても「もらいものだからいつか使うよ」というお答え、子供心に不思議に思っていました。
その後、引っ越しをする際にそれらの頂き物はとうとう日の目を見ることなく、破棄されてしまいました。そんな「押入れ在庫」になってしまうギフト、あなたは贈ってしまっていないでしょうか?
いつか使う?いや永遠に使いません!
祖父母や両親など、目上の方からの贈り物は「いつか困らないように」と暖房具や寝具、家電など「残るギフト」になりがちです。例えば大学進学や就職で一人暮らしを初めた時などは心配して困らないようにという親心からくるもの。しかし、すぐ困るものはすぐ買っているはずで、いつか使うつもりで受け取ったギフトは次々と奥に押し込まれてしまい、気がついた時には開封しないまま押入れ在庫になってしまうことが良くあります。
まごころ込めたせっかくのギフトが、押入れ在庫になってしまうのは心の空振りのようでなんとも悲しいじゃないですか。
収納できない贈り物は使ってもらえる!
どこで聞いた言葉なのか忘れてしまいましたが、「収納しやすい箱に入っているからギフトが在庫になってしまう」といっている人がいました。当たり前のようなことですが、これには思わずポンと手を打つ思いでしたね。
例えば高級タオルをギフトに頂いたとします。吸水性がよく、肌触りがなめらかでとても使いやすいタオルです。そんな品質のいいタオルを四角い箱に入っているまま受け取るとどうなるでしょうか?「とっておきの時に使おう」ともったいなくて使えず、そのまま押入れ在庫になってしまう人は必ず出てくると思います(あなたは大丈夫でしょうか?)。しかし、四角い頑丈な箱ではなく、簡易包装だったら?見ているだけではなく、手に触れている内に、古いものを捨てて頂いたタオルを早速使いたくなるはずです!
あなたがギフトを贈る時、押入れ在庫に適した箱のままではなく、あえてすぐ使える状態で渡すことで「早速使ってみたよ!」の声が聞けるかもしれませんね!参考になれば幸いです。
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